シミ, 皮膚科, 美容

シミ対策の洗顔方法について

顔にシミがひとつあるだけで、暗い気分になるという女性は多いです。紫外線を浴びると、肌の防御作用により、基底層のメラノサイトがメラニン色素を作ります。メラニン色素を作ることにより、紫外線が真皮に届かないようにしているのです。作られたメラニン色素は、ターンオーバーによって垢になって排出されますが、メラニンが過剰に作られると、肌に残ってしまうのです。

特に、40歳を過ぎると、ターンオーバーのサイクルが乱れやすくなり、シミの発生率が上がります。シミを予防し、できてしまったシミを改善していくためには、洗顔も重要です。皮脂やホコリなどの汚れと一緒に、古い角質もしっかりと取り除く必要があります。古い角質を落とそうと顔をゴシゴシ洗う人がいますが、肌にとってはダメージが大きいです。

肌はとてもデリケートなので、少しの摩擦でも負担になってしまうのです。刺激によって、角質が厚くなると、シミが濃くなるケースもあるので注意が必要です。石鹸や洗顔剤は、泡立てて使うことが大事なポイントです。なかなか泡立たない場合は、泡立てネットを使うと、上手に泡を作ることができます。

泡で包み込むように顔全体を洗ったら、鼻の周りや目の周りを優しく洗い、よくすすぎます。そして、顔を拭くときは、吸水性の高いタオルで軽く押さえるようにして、水分を吸収させます。古い角質を落とすと、肌は乾燥しやすくなるので、保湿ローションや美容液などを使って、しっかりと保湿することが大事です。

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